神社名 | 宮地嶽八幡神社 |
鎮座地 | 長崎県長崎市八幡町8-6 |
由緒等 |
八幡神社 付宮地嶽神社 一、祭神 応神天皇 神功皇后 一、創立 承応二年(一六五三年) 一、由緒 当社は承応二年、修験者存性が京都男山八幡宮より文例を勘定し、この地に大覚院を創立し奉祀したことにはじまる。宝永元年(一七〇四年)大覚院が黄檗宗に属したことにより唐船の人達にも当社は崇敬され毎年多額の寄進が唐船より寄せられた。 明治元年(一八六八年)神佛混交廃止令により大覚院寺号を廃して八幡神社と改称し現代に至ている。 相殿の宮地嶽神社は明治十一年(一八七八年)福岡県宗像郡宮地嶽神社の分霊が奉祠されたものである。 なお、当社の所在地である八幡町の町名は、延宝八年(一六八〇年)この地区の町名が新たに名ずけられたとき当社の祭神に因んで八幡町の町名が定められている。 (案内板より) |
メモ | 伊勢宮から歩いて数分の近場に鎮座する小さな神社。 地味な神社ですが、陶製の鳥居が目を引きます。 この陶製鳥居は登録有形重要文化財です。以下、案内板より。 「この鳥居は、明治21年に有田磁器窯による大型細工でつくられた鳥居である。親柱部分に残る銘によって製造人が岩尾久吉、角物細工人が金ヶ江長作、丸物細工人峰熊一であることが判明する。 有田に製作者が同一のものがひとつあるが、他に類例がない稀少な存在として、平成8年10月に新しく文化庁が導入した文化財登録制度により、県内で初めて登録された。」 |
地図 |