神社名 | 葛城神社(みやき町) |
鎮座地 | 佐賀県三養基郡みやき町天建寺 |
由緒等 |
葛城神社由緒 祭神 一言主神 本社は奈良県御所市にある一言主神社と同じように一言主神を御祭神とする神社です。 一言主神は「吾は悪事も一言、善事も一言に言離つ神、葛城の一言主之大神なり」と雄略天皇に答えておられる。それ故、俗に「一言さん」と呼ばれ、一言の願いであれば何事もお聞きとどける神として古くから親しまれ、信仰されています。 本社は、昔この地方に住んでいた葛城部が祀ったのでその葛城部というのは日本書紀によると、仁徳天皇七年に皇后の御名代部としておかれたもののようです。 古代には、この一帯を葛木郷と言っていた。又「三代実録」という古書の貞観十五年(873)九月十六日に項に肥前国正六位上葛城一言主神に従五位下の神位を授けるとあるし、正応五年(1292)には社領十一町三反を有しておられたことが、別の古書に出ています。 いづれにしても、かつてはかなりの社領を持つ有力神社であったが、豊臣秀吉の太閤検地によって、すべての社領を没収され、それ以後は矢俣八幡神社の外宮として、矢俣八幡神社とともに、この矢俣郷の鎮守の神様として今日に至っています。 (案内板より) |
メモ | 奈良の葛城氏と関係のある神社のようで、この地方にも葛城氏が住んでいたのではないかと推測されます。三代実録にも出てくる非常に由緒正しい古いお宮ですが、今では矢俣八幡神社の外宮としてひっそりと鎮座しています。 |
地図 |