神社名 宇賀貴船神社
鎮座地 福岡県築上郡吉富町小犬丸16
由緒等 宇賀貴船神社の石祠
町指定・有形文化財・建造物

天正十六年(一五八八)城井城主、宇都宮鎮房は中津城内で黒田長政の謀略によつて殺され、人質鶴姫(千代姫ともいう)を初め、お付の女房共十三人もこの地で磔にされ埋められた。元禄十五年(一七〇二)、鶴姫の家より両足のある大蛇(白い大蛇ともいわれる)が這い出し、それを鉄砲で撃ち殺した役人の木村文兵衛は、五日後に血を吐いて死んだ。
その後、城主である小笠原長円も病になつた。よって蛇は弁財天の神使であるということから、宇賀神として小祠を建て鶴姫の霊を祀つた。明治四十年に堀田(小字)の貴船神社と合祀、社殿を新築し宇賀貴船神社となった。また石祠には享保七歳寅七月吉日、小犬丸村寄進とある。

吉富町教育委員会
(案内板より)
メモ もう少し海側へ歩くと八幡古表神社が鎮座しています。
地図

社頭

狛犬吽形

狛犬阿形

社殿

社殿前の狛犬吽形

社殿前の狛犬阿形

石祠(町指定・有形文化財・建造物)

醍醐経一字一石塔
宇都宮一族追善供養之為
中津奥平五代城主 昌高候
文化九年七月建立

すぐそばを流れる、大分県と福岡県の県境をなす山国川

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