神社名 | 土佐神社 |
鎮座地 | 高知市一宮しなね2-16-1 |
由緒等 | 御祭神は味鋤高彦根神、一言主神です。 『日本書紀』、『土佐国風土記』にも出てくる古社で式内大社です。 創建の詳細は不明ですが、境内東北にある礫石と呼ばれる自然石を祭祀の磐座として使用し、古代にまで遡るとされています。平安時代には都佐坐神社として列せられ、特に醍醐天皇の時代には皇室からの崇敬がありました。 室町時代には武門からの崇敬があり、元亀元年には長宗我部元親が社殿を再興し、慶長六年には山内一豊がこの地に封じられ、社殿の拡張や増築が行われました。明治元年に神仏分離令により土佐神社と改称され、国幣中社に列せられました。 |
メモ | 土佐国一宮で旧国幣中社で式内大社、「土佐国風土記」などに出てくる四国屈指の古社で名社で、「しなねさま」と呼ばれ崇敬されています。 今回、立派な楼門を見ようと思っていたのですが工事中でしたので次回見たいと思います。何より社殿が素晴らしく独特の造り(入蜻蛉形式)で全体が国の重要文化財となっています。元亀元年(1570年)長宗我部元親により再建されたもので「入り蜻蛉」形式となっており見応えがあります。 また立派な鐘楼は慶安二年(1649年)、土佐藩二代藩主山内忠義によるものでこちらも国の重要文化財となっています。境内裏手の志那禰の森には御神木の大杉があり、かなりの迫力です。 |
撮影年 | 2023年 |
地図 |