神社名 | 鑰島神社 |
鎮座地 | 鹿児島県霧島市隼人町真孝 |
由緒等 |
鑰島神社 由緒略記 一、御祭神 火闌降命、隼人命、大隅命、応神天皇、豊玉姫命、神功皇后 主神火闌降命は鹿児島神宮の御祭神 彦火火出見尊(山幸彦)の兄上に当たられる海幸彦とも申し上げる。また、古事記日本書紀には隼人族の始祖と書かれている。 一、由緒 創建年月不詳なるも高千穂宮(皇宮)伝説抄の中に大隅正八幡(鹿児島神宮)は欽明天皇五年甲子此処に初めて顕座により応神天皇以下武内宮隼風宮鑰島宮等勧請といふとある。 平安時代堀河天皇の寛治五年鹿児島神宮焼失後承徳元年(1097)に神宮の鑰をこの神社に納められてから鑰島神社と言ふようになった。 なお、平成二年一月の改築の時、梁の部分から文政元年寅年十月吉日(1808)の墨書銘が発見された。いずれにしても古い歴史を有する神社で村民の崇敬を今もなお集めている。 (案内板より) |
メモ | 霧島市の海岸沿いの国道10号線沿いに鎮座する非常に地味で寂しい神社です。しかし、鹿児島神宮が焼失した後にその鑰が納められたことや、御祭神を鑑みると、隼人と非常に関係の深い神社であるといえます。 |
地図 |