神社名 幸福神社
鎮座地 宮崎県日向市本町10-21
由緒等 幸福神社の由来

   大国主命
   事代主命
   宇迦之御魂命
   少彦名命
   岩長姫命
   菅原道真公

 幸福神社はもと富高陣屋の鎮守稲荷と称した。
 社伝によれば江戸時代の安永五年(1776年)正月に、京都伏見の正一位稲荷五社大明神の御分霊を御祀りしたものとある。
 富高陣屋は日向国の臼杵・児湯・那珂・宮崎・諸県の五郡に散財した江戸幕府の直轄地たる天領を統轄した役所で日田代官所の出張所であった。時の代官、揖斐富次郎は陣屋の鬼門除けとしてこの神社を勧請したという。
 富高陣屋の記録には「御陣屋鎮守稲荷神社毎年二月初午祭の日、臼杵郡之内塩見村、平岩村に限り臼太鼓と唱え百姓ども老人若きもの打ち込み十四、五人より二十人余り連れ、腰に箕を当て笠をかぶり、前に太鼓を下げ又は鉦をたたき旗をもつもあり、稲荷社の前において老人のもの音頭に鉦太鼓の拍子を揃え、飛び廻り色々手振り所作振り珍しく五穀豊穣の□□□風なり」と書いてある。
 明治□□□内の天神社その他の社を合わせて合祀し幸福神社と称した。
 稲荷は食物の神であり、農耕農作の神であるから幸とし、大国主命は福の神であるところからこの名をつけたといわれる。(後略)
(案内板より)
メモ 日向市の中心地に鎮座する社名が非常に縁起の良い神社で、稲荷神社系統の神社です。
地図

社頭

鳥居

手水舎

拝殿

拝殿神額

本殿

境内社

境内社

御神木の夫婦楠

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