神社名 | 五十猛神社 |
鎮座地 | 宮崎県日向市大字財光寺7260 |
由緒等 |
祭神 五十猛命 (合祀)磐長姫命 木乃花開耶姫命 宇賀魂命 建御名方命 管丞相 創立年月日 不詳 由緒沿革 創立年月日は不詳であるが、元禄年間(1688~1704)豊後の国、日田の代官小長谷勘左衛門が当地を差配していたとき、当地に勧請したという。しかし、当社の手水鉢には寛延四年(1751)末九月吉日と刻んであり、これを基とすれば数十年ほど後の時代ということにある。何処の地より勧請したか不明だが、和歌山に伊太祁曽神社(イタケソ)があり五十猛命を御祭神とするので多分このあたりであろう。 御祭神の五十猛命は素佐鳴尊の御子神で、天降りの時に天津樹種を持ち下り、植林を奨められた神で、けだしい入郷地区の山林・木材の搬出の要衝の地である現在地に祀ったと考えられる。 なお境内に粟島神社があり、少彦名命 神功皇后を祀ってある。民間では紀伊国名草郡加太神社の祭神少彦名命のことを粟島殿といい、俗に婦人病に霊験のある神として、その功徳をかしこみ勧請されたのであろうか。現在でも縁結び、安産の神として庶民の信仰が篤い。明治四十年二月、神饌幣帛料供進社に指定された。 (案内板より) |
メモ | 五十猛命を主祭神とする九州では珍しい神社。境内の粟島神社とともに和歌山県から伊太祁曽神社を勧請したと思われます。 |
地図 |