神社名 | 眞名井神社(意宇六社) |
鎮座地 | 島根県松江市山代町84 |
由緒等 |
旧郷社、式内社。 「社殿は本殿、中門、拝殿、境内社から成る。本殿は大社造り檜皮葺きで周囲に透塀をめぐらす。祭神は伊弉諾尊、天津彦根命(山代直の祖) 当社は出雲風土記にいう「真名井社」 延喜式に記す「真名井神社」で古い歴史をもつ意宇六社の一社である。 背後の山は神名樋山で出雲国内四神名樋山の一つで東南麓に真名井の滝を存す。 中・近世は「伊弉諾社」として知られていたが明治以後は旧号に復し村社に列せられていた。現本殿は、寛文二年(1662)の軸立で、内殿は正面に向かっている。 殿内には彩色絵がある。拝殿は昭和九年に新築された土間床の造り。境内社には末那為神社、(向かって右)児守神社、(向かって左)宍道若宮社、山代神社、荒神社合祀してある。 なお神紋は二重の亀甲に「有」の字、祭日は十月十七日である。」 (案内葉より) |
メモ |
神社の前は日本の原風景のような田んぼが広がっています。出雲国風土記にも名の挙がる古社であり、延喜式内社でもあります。 出雲国内にある四つの神名火山(仏経山、大船山、朝日山、茶臼山)のうち、茶臼山の麓に鎮座しています。 この眞名井神社の特徴は、正面から参道や鳥居が直接見えないような構造になっている点です。その理由は正面から神様と向き合うことを忌避するためとされていますがはっきりしていません。 尾張地方(愛知県西部)によく見られる拝殿前に建てられた「蕃塀」と同じく社殿を正面から見ることを避け、不浄なものを通さないとする思想と共通する部分が多いかと思います。 本殿は寛文2年(1662)に再建された大社造で島根県指定文化財です。拝殿と本殿は切り離された構造です。参道の石段はかなり急になっていますので息があがります。 同じく意宇六社の一社、神魂神社で行われる火継式(出雲国造代替りの儀式)で使われる神火神水のうち神水は近くの「眞名井の瀧」の聖水を用いるなど、非常に重要な役割を果たしてきた神社です。ちなみに千家国造家は熊野大社、北島国造家は神魂神社で火継式を行っています。 |
撮影年 | 2024年 |
地図 |