神社名 | 染羽天石勝神社 |
鎮座地 | 島根県益田市染羽町1-60 |
由緒等 |
染羽天石勝神社は、社殿の東側、弁天池の背後にある注連岩を石神とした自然崇拝を起源とし、神亀二年(725)に天石勝命を祭神として創建されました。 「延喜式」に美濃郡五座のひとつとしてその名がみえ、後に滝蔵権現と呼ばれるようになりました。承平元年(931)に社殿西側の高台に別当寺の勝達寺を建立し、中世には益田氏の庇護を受けて発展しました。明治の廃仏毀釈に伴い勝達寺は廃寺となり、神社も名を染羽天石勝神社と改めました。なお、勝達寺の本尊であった不動明王坐像は鎌倉の極楽寺に現存し、国の重要文化財に指定されています。 (後略) (案内板より) |
メモ |
旧縣社で式内社。本殿は国重文です。 島根県益田市に鎮座する式内社四社のうちの一社で「そめばあめのいわかつじんじゃ」と読みます。 拝殿はなく、その代りに神門があり、大きな儀式殿・社務所がその前に建っているという少し変わった造りの神社です。 奈良の春日族の祖とされる天石勝命を主祭神としており、非常の歴史の古い神社です。 |
地図 |