神社名 幸福稲荷神社
鎮座地 広島県広島市西区草津本町14-12
由緒等 幸福稲荷神社御由緒
御祭神 宇迦之御魂命
例祭日 旧七月二十二日

建徳元年(一三七〇)村内に火事が多く発生し村民一同困り果てていた。同三年秋、村民一同申し合わせて小祠を建立し勧請お祈りしたところ、霊験きわだって表われ、その翌年よりは新たに火事が発生しなかったと言う。
 その後、毛利氏の武将児玉氏草津城主時代(一五五四~一六〇〇)吉和屋(山中鹿之介二女娶りし草津の長者)の所有となったが、この社は村の鎮守神として皆の尊敬信仰を集めていた。
 延宝六年(一六九七)三次浅野支藩の御茶屋敷が建てられたが、この社は依然として境内の鎮守だった。
 その後、享保四年(一七一九)御茶屋敷廃止後も村内の信仰は高まり、明治維新後殿堂を改修、境内も拡張し益々村民の信仰は高まっていった。
 昔から今まで霊験極めて広大にして疾病平癒、五穀成就、商漁繁栄、縁談待人失物等祈れば必ず物事成就ご利益があったと伝えられている。
(案内板より)
メモ 笠木、島木、藁座に特徴のある鳥居が目印です。
地図

神社全景

鳥居

鳥居と社殿

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