神社名 | 櫻井八幡宮 |
鎮座地 | 山口県下関市菊川町大字下岡枝854 |
由緒等 |
櫻井八幡宮由来記 御祭神 應神天皇 仲哀天皇 神功皇后 相殿神 罔象女命 建御名方命 大日靈尊 境内末社 若宮八幡宮 菅原神社 稲荷神社 一、貞観元年(八五九年)豊前國宇佐神宮より行教和尚が御神霊を奉じ京に上がる際、白ヶ崎(今の小月沖)にて船が進まなくなった為、御神託を受け、この櫻井の里に御神霊を分祀奉斎し創建された(伝承) 旧岡枝村の総社であり、長府毛利藩主の崇敬も篤く、中世は六社坊、御供田などもあった。 天正十三年(一五八五年)に本殿、天明二年(一七八二年)拝殿、文化十三年(一八一六年)に幣殿と三度の火災に遭い再建されたが、この火災で多くの社宝、記録を失った。 一、祭礼に承家役があり、童子一名が潔斎して騎乗にて参詣し奉仕する。 一、特殊神事として「お蟹廻り」がある。 第旱魃の年には「千把焚き」「蛇漬け」が行われ、それでも降雨のない時は神輿を奉じ、崋山の西ヶ嶽から特仙の滝をめぐることとなっている。最近では昭和十四年(一九三九年)にこのお蟹廻り神事が斎行された。 一、崋山西ヶ嶽一町四方は当社の飛び地境内であり、仲哀天皇の殯葬地を嶽の宮として御奉斎している。 (由緒書より) |
メモ | 旧郷社。 下関市の菊川町内で最も大きな神社。 行教が宇佐から男山へと向かう途中に創建されたとされる神社の一社。山陽地方にはこの行教が創祀したとされる八幡宮が非常に多く鎮座しており、概ね同じ創建時期です。 下関市を縦断する主要県道34号線近くに鎮座。 |
地図 |