神社名 | 福徳稲荷神社 |
鎮座地 | 山口県下関市豊浦町宇賀2960-1 |
由緒等 | 御祭神は倉稲魂大神、大宮能売大神、大市比売大神。 以下、由緒は案内板より。 当神社は山口県西部(旧 長門国)豊浦町宇賀犬鳴の稲成山中腹に鎮座し、響灘を臨む全国でも稀な観海の稲荷神社にして壱千有余年の歴史を有している。 往時は現在の千本鳥居参道内に、谷嶽・谷森・谷川稲荷の呼称で祀りお社を造営していた事がうかがえる。 現存の資料に「人皇十二代景行天皇 安須の原に御臨幸の砌り御山(稲成山と推察できる)の姫菖蒲を叡覧あり、その美景に魅入られ、去(い)ぬ事を忘れる」とあり、以来この処を”いぬことなき山”即ち”犬鳴山”と称し、更に”稲成山(イナギヤマ)”に転じたと伝えられる。 近世になると、礼拝所としての参詣は当然ながら、この景勝地を清遊の憩いの場として訪れる人も後を絶たず、昭和四十六年晩秋に右三所の稲荷神社を合祀する社殿を新たに造営し、谷川稲荷の碑に刻されていた”福徳”の二文字を神号として福徳稲荷神社と称えて現在に至り、日々善男善女を賓客として迎えている。 ご利益としては五穀豊穣・商売繁昌は固より豊漁・航海安全、更には交通安全・技芸上達・学業成就等に霊験あらたかで、その他諸々の願い事を祈る参詣者が遠近を問わず拝礼に訪れる。 平成六年に環境整備の大改修を施して、今の荘厳な神社となり、尚一層御神徳が発揚されている。 |
メモ | 国道191号線沿いに鎮座し、日本海を臨む非常に景色の良い神社で心が落ち着きます。 |
地図 |