神社名 | 貴布禰神社 |
鎮座地 | 山口県下関市丸山町1-2-1 |
由緒等 | 御祭神 高神 保食神 罔象女神 由緒沿革 創建は江戸時代初期か 高神は、いわゆる龍神で雨の神、保食神は穀物の神、罔象女神は水の神であらせられ共に農産の守護神として全国に広く祀られ、また海辺では海上の守り神として崇敬されている。 当神社は、もと細江畔の地主神として祀られていたが明治、大正にかけての周辺の繁栄期を経て現在では丸山町一円の鎮守氏神であり、特に火除けの神、海上安全の守り神としての信仰が篤い。 現在の幣殿、拝殿は大正十五年に建てられたもので本格的な権現造りであり、文化財としても注目されつゝある。同じきふね神社で「貴船」を用いる神社がある。同系の神社であつて代表的なものは京都の貴船神社である。 宗教法人であり神社本庁の所管に属する。 攝末社 何れも境内に鎮座 丸山金刀比羅神社 大物主神・崇徳天皇を祀る 大正十二年に讃岐の金刀比羅宮より勧請・旧漁港時代水産・船舶関係者の創立であり崇敬を集めていた。 稲荷神社 甚助稲荷大明神・高宮稲荷大明神・正徳稲荷大明神を祀る 近接地に古くから祀られていたのを大正十一年にお遷しした。 宮地嶽神社 多紀理毘賣神・市杵島毘賣神・多岐都比賣神を祀る 大正十一年福岡県の宮地嶽神社より勧請 開運の神 (案内板より) |
メモ | 狭い敷地に摂末社も含め非常に凝縮されている神社です。 「貴布禰神社」という社名ですが、水に関する神様だけというわけではなく、それよりも広く鎮守の神としての性格が強いようです。 |
地図 |