神社名 | 二所山田神社 |
鎮座地 | 山口県周南市鹿野上2884 |
由緒等 | 公式サイト 二所神社は、昌泰二(八九九)年に出雲大社の神々を勧請したものと伝えられています。山田神社は、平安時代の国史「三代実録」に記載のみられる神社で、伊勢神宮の神々を勧請したものといわれています。 二所山田神社は、明治四十年にこの二社を合祀して名を改めたものです。 また、当社に併祀されら菅原神社は、宝永六(一七〇九)年に大島郡内入船の天満宮が火災によって焼失した際、祈願のため鹿野の地に引社されたもので、明治四十五年に現在地に移転しました。毎年七月三十日に行われる例祭では、網代車の御神幸、これに従う大行司・小行司・それに加勢する奴行列、子供たちの繰り出すドロなど多彩な行事が行われています。 (案内板より) このお宮は、明治40年(1907年)、二所大明神と山田権前社を合わせて祭り、お宮の名も二所山田神社としたものです。 二所大明神は、今からおよそ1080年も前からあるお宮で、祭神は、八千矛神・大物主神の二神です。 山田権前社も、今からおよそ1100年前のお宮で、伊勢の国(三重県)山田郷より勧請したものといわれています。祭神は、天照大神と豊受大神の二神です。 このお宮の境内にある菅原神社の夏祭りは有名です。御神幸や網代に奉仕する裸坊、大行司・小行司、大名行列、長待ち行列などが列をつくってにぎやかです。 中でも、子供の引く「ドロ」は、他の地方では見られない地方色ゆたかな行事です。 (案内板より) |
メモ | 旧郷社、式内論社。 山口県周南市山奥の鹿野という地域に鎮座する古社。緑豊かで、清浄な空気が漂う境内は神秘的です。 また、この神社の先々代宮司が興した「女子道社」は全国のおみくじを製造し、そのシェアは約7割という、おみくじの聖地でもあります。 |
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