神社名 | 山口大神宮 |
鎮座地 | 山口県山口市滝町4-4 |
由緒等 | 本社は、永正十五年(一五一八)に大内義興が伊勢から神霊を勧請して創建した古社である。義興は京都で足利幕府の守護代をつとめた頃、伊勢大神宮に参拝し、その荘厳な神霊にうたれ、ぜひこの神霊を山口にもお迎えしたいという心をおこした、そして帰国後この高嶺の麓を神域と定め、内宮、外宮の社殿を造営したのである。 社殿は伊勢大神宮と同様な形式の素木神明造りである、社殿の造替えは記録によるとやはり伊勢と同様二十一年ごとになされてきた。 当時伊勢の神霊を迎えた神社はこの山口の大神宮のみであったので、伊勢信仰の盛んであった江戸時代には、伊勢参りといって九州、西国の各地からこの山口の大神宮に参拝するものがひきもきらなったといわれている。 現在、社殿に蔵されている神社創建の記録「高嶺大神宮御鎮座伝記」は市指定の文化財(昭和四〇・三・二〇指定)となつている。 (案内板より) |
メモ | 旧縣社 伊勢を模した内宮・外宮が見事です。 |
地図 |