神社名 仁壁神社
鎮座地 山口県山口市三の宮2-9-1
由緒等 延喜式 式内社 周防 仁壁神社
御祭神
 右殿 下照姫命
     織物衣類の守護神
 中殿 表筒男命 中筒男命 底筒男命
     国家安泰・家内安全・交通安全の守護神
 左殿 味耜高彦根命
     五穀豊穣の守護神
(境外案内板より)

仁壁(にかべ)神社の創建年月は不明であるが、文徳実録・三代実録などの正史や延喜式神名帳にその名が見える古社である。長治元年(一一〇四年)宮の前の旧地から現地へ遷座したという。古くから周防三の宮と呼ばれている。
明応六年(一四九七年)大内義與は九州の戦陣から帰り、五社参拝をした。五社とは、防府右田の玉祖神社・徳地の出雲神社・この仁壁神社・さらに吉敷の赤田神社・大歳の朝田神社をいう。この参拝の順に一の宮、二の宮…というふうに呼んでいる。
永徳一二年(一五六九年)大内輝弘の乱の時焼失したが、程なく毛利輝元によって再興された。その後正徳二年(一七一二年)にまた焼失したので、享保五年(一七二〇年)重建された。現在の社殿がそれである。
なお、当神社には「慶長十三年二月吉日新見作」という刻名の獅子頭がある。慶長十三年は江戸時代初期(一六〇八年)にあたり、山口市の有形文化財に指定されている。
山口県教育委員会
山口市教育委員会
(案内板より)
メモ 旧縣社、周防国三の宮、式内社。
地図

社頭

参道、神橋

境内

二の鳥居

手水舎

拝殿

拝殿

拝殿前の狛犬吽形

拝殿前の狛犬阿形

本殿

神楽殿

左から具明社(1490年鎮座、祭神は稲脊脛命・辨財天)、稲荷社

綿津見社

綿津見社

左から河内社、江良神社

不明の小祠

河内社

硫黄島の砂

神楽殿脇の御神木

宝物館

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