神社名 白山比咩神社
鎮座地 山口県岩国市横山2-8-10
由緒等 白山比咩神社御由緒

     菊理媛命
 御祭神 小白山比咩命
     大巳貴命

 本神社の創立年月日は、不詳と雖も、旧記に正一位白山大権現社は清和天皇の御宇、貞観十八年(八七六)に勧請、元慶八年(八八四)に社殿の建立とある。
 其後、応安年中に社殿の一切を焼失するも、後小松天皇の御宇喜慶二年(一三八九)再建せらる。天正年間には、毛利輝元公より神田を賜る。慶長年間(一五九〇~)吉川廣家公、雲州富田の庄より當地に移封されてより封内の鎮守と仰ぎ吉川家歴世の産土神として崇敬せらる。
 元禄七年(一六九五)大鳥居の建立、享保年間(一七一六~)社殿の大造営、同十三年(一七二九)に神社林として城山の一部を奉納等、歴代の藩主の尊崇厚し。
 明治六年十一月縣社に列せらる。
 當時の社殿は壮麗豪華にして工作の妙を極め殊に拝殿、楼門の如きは精彩粉飾盡くし関西の東照宮と云い伝えられていたが、惜しくも、明治二三年十月二三日、神殿、拝殿、回廊、楼門等の建造物を悉く灰燼に帰す。
 (當時の神殿の寫眞は拝殿正面に掲げあり)
 神社は安産の神として古より崇敬者多く氏子内には南山の有りし事無し。安産のお守りは社務所にて授與す。
(案内板より)
メモ 旧縣社。
錦帯橋を渡ってロープウェイ乗り場のそばに鎮座します。
加賀(石川県)の白山比咩神社の分霊を移し祀ったということです。
地図

社頭

社号標

元禄七年(1694)に四代岩国藩主の吉川広紀が奉納した石鳥居

鳥居神額

狛犬吽形

狛犬阿形

手水舎

神門

神門彫刻

境内

拝殿

拝殿

拝殿

本殿

境内社

境内社全景

境内社本殿

境内社天井絵

錦川水神社
(祭神 弥都波能売神)

錦川水神社本殿

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