神私名 高森阿蘇神社
鎮座地 熊本県阿蘇郡高森町大字高森354−2
由緒等 高森阿蘇神社(矢村社)

御祭神 健磐龍命・阿蘇都媛命 外十九座

元この神祠は、神社の裏山の中腹(豊年桜の所)にあったと言う。本来山の神の信仰に起こるものであろう。
昭和3年の大風により、大杉(八百年以上)が倒れている。(高森鉄道開通の年)
この社は矢村社と称されていたが明治以降改称されている。
矢村社の由緒は「健磐龍命阿蘇国に降り国土開発の時宮位を定めんと阿蘇山上に登り南北に向かって卜矢を放つ。その一矢は今の一の宮町(宮地)なる十二の宮の地に落ち、一矢は南なるこの所の大石に当たり、これ今の御矢村の石にして寸余にわたる矢じりの跡を残すという。
ここに一社を建て神矢を納めて矢村社を称す。
その矢、朽ち果てたるにより新たに神像を奉安してこれに替え鎮祭すとある。
思うに本社はもと山の神に始り農耕神として祀られ、この社で、その年の豊凶を占う矢を射るなどの神事が行われたため起こった社名ではなかろうか。
社は森と呼ばれ聖なる樹林は森でありヤシロとも崇められた。上森、下森の地名も現存する。またその存する処は冬野と呼ばれるがミタマノフユ(神の恩頼)にあたるか。高森の地名も、この社の山の高い森に起因するのであろう。
(案内板より)
メモ 阿蘇の南側に鎮座するとても神秘的な神社で心が洗われるような綺麗な空気で満たされています。
地図

社頭

社号標

県内で10番目に古いとされる1694年製の石鳥居

手水舎

参道

狛犬吽形

狛犬阿形

神門

拝殿

本殿

社殿全景

天照皇大神宮

仮殿

境内奥の御神木

一の鳥居前の御神木

御神木前の鳥居

御神木

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