神社名 | 生立ヶ里八幡神社 |
鎮座地 | 佐賀県小城市三日月町道辺 |
由緒等 |
由緒等は不明ですが、肥前鳥居についての歴史は案内板に書いてありますので抜粋します。 「慶長十七年の銘入り肥前鳥居 生立ヶ里八幡神社の肥前鳥居は慶長十七(1612)年に建てられたものである。この肥前鳥居を建立したのは持永助左衛門茂盛である。持永氏は南北朝時代に下向した九州探題・今川了俊に繋がる家系であり、茂盛自身は鍋島直茂の隠居付八十三士の一人で後に小城鍋島藩初代鍋島藩主鍋島元茂の家来となった。 この肥前鳥居は柱が二本継ぎ、笠木・島木は一体化し、貫とともに三本継ぎの構造となっている。様式的には背が低く、直線的で厚みのある笠木・島木部分と貫の間は狭い。柱は太くて短く、重量感がある。 「肥前石工の発祥地」である小城市牛津町にとってこの肥前鳥居は代表的石造物と位置付けられ、砥川石工の研究を進めるうえでは貴重な文化財である。」 (案内板より) |
撮影年 | 2023年 |
メモ |
由緒等は手持ちの資料では分かりませんがかなり立派な肥前鳥居があり小さな神社ですがこれだけでもお詣りする価値があります。 この肥前鳥居は江戸時代初期のもので、下にいくに従い柱が非常に太くなっているのが特徴的です。 また、佐賀の神社に特徴的ですが、石祠が隅に密集しています。 |
地図 |