神社名 | 六角神社 |
鎮座地 | 佐賀県杵島郡白石町東郷2185 |
由緒等 |
「この社はもと二社にして一社は、一名『佐々木天神』とも言われ佐々木氏と関係が深く後年には仁王門等があって『仁王天神』ともいわれ、社殿も整い尊信されていた。 社記には『文治三年(1187)佐々木高綱が宇治川の戦功により源頼朝公より六角の荘を賜り、守護神として天満宮を創祀す』とつたえられている。また佐々木の後裔藤原頼英が守護神として菅原道真を奉斎したともいわれる。 延徳三年(1490)十二月六角領主家為は本社を再建する。家為の家系六角より出文政の頃までは子孫所縁の者藩主のお側役を勤めていたという。天正十四年(1586)三月龍造寺政家が宝殿拝殿並びに神門を再建した。 他の一社は藤津郡嬉野の住、宇禮志野某(後嬉野に改名)白石に移住する時かねて奉斎している御神体を奉載して鎮座した。社格制定により村社に列せられ天神社と称される。大正五年宝殿拝殿を新築し同時に二社を合併し六角神社と改称し更に六年にかけて村内の無格社二十三社を合祀し、村人の崇敬心を増して今日に至っている。 文治三年に始めて天満宮を斎祀したといい伝えられてから実に八百十餘年の星霜をへている。」 (案内板より) |
撮影年 | 2023年 |
メモ |
そばを長崎本線の線路沿いにあり、一の鳥居は肥前鳥居です。扁額は天満宮となっており、創立当時の由緒に基づく名残りがあります。 六角神社として今の姿になったのは新しいので二の鳥居は新しいです。結構古い時期まで遡って記録が残っていて、宇多源氏扶義流の名門佐々木家、そこから出た六角家に縁のある神社です。 また、二十三社を合祀しているので社殿の裏には石祠が沢山あります。 |
地図 |