神社名 | 姫古曽神社 |
鎮座地 | 佐賀県鳥栖市姫方町189 |
由緒等 |
姫古曽神社御由緒 祭神 市杵島姫命 八幡大神 住吉大神 高良大神 菅原道真 当社の原初祭神は、織女神(たなばた姫)であった。このいわれは「肥前国風土記」姫神郷の段に詳しい。 時移りて弘仁二年(811)時の村長某が豊前国宇佐八幡宮の分霊をここ姫方の地に勧請、先つ徳丸というところに行宮を建てて祀り、のち現霊地に社殿を建立して奉還、住吉大神、高良大神を合祀して八幡宮と称し姫方村の氏神とした。神課十一人で宮座をつとめ、かつては九月十五日の大祭には重田の仮宮まで御神幸が行われていたが、いつの頃にか絶え、祭典のみが執り行われてきた。 社殿等の建立は、寛文十一年(1671)宝殿一宇再建、延宝八年(1680)宝殿一宇再建、天明八年(1788)鳥居一基建立、文化七年(1810)社壇(天満宮)、拝殿建立が、伝来の古記録によって知ることができる。 この八幡宮勧請以後、本来の主神である織女神は疎外されていたが、明治の御一新に当たり村人は相はかって近くの「たなばた屋敷」におわした織女神を市杵島姫命の神名をもって主神の座に復し奉り、社名を姫古曽神社と改めた。以後、たなばた祭りが執り行われるに至った。 (案内板より) |
撮影年 | 2020年 |
メモ | 肥前国風土記にも登場する古い神社ですが、しばらくは八幡宮として祀られたようです。2014年に焼失し、現在の社殿は新しく建て直されています。 |
地図 |