神社名 | 日天神社 |
鎮座地 | 佐賀県佐賀市兵庫北5-1-40 |
由緒等 |
日天神社は俗称「テントウサン、お天道さん」祭神は天照皇大神で火災防御の神として信仰されてきました。 入口には「日天社」の額が掛かる鳥居はこの神社唯一の鳥居で、宝暦6年(1756)の銘があり、境内中央奥に、享和三年建立の狛犬が護る入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されています。 古文書に「約400年前、常陸国生まれの玄心上人が大日如来を深く信仰、材木町に仮の宿を定め、三ヶ月間、城下の火災転除を大日如来に祈願した。 天正元年(1573)三月五日の結願の日、上人は夢うつつのうちに一人の童子を見た。大日如来が遣わした童子だと思った上人が捜すと、近くに積んであった材木の中から一体の仏像が見つかった。 この材木は内蔵という人が家を建てるため集めたもので仏像のことは全く知らなかった。驚いた上人が内蔵と相談、この材木で日天社を建て大日如来を祀った。 それ以来この町を材木町と呼ぶようになり、地域の人たちはこの日天社を敬い、藩主も火災転除祈願のため、地料を免除、毎月3月5日はお祭りをした・」とあります。 (案内より) |
メモ | 非常に小さな神社で目立たないですが、成り立ちから神仏習合の典型的な経過をたどり今なお残っている貴重な神社です。 |
地図 |