神社名 | 高野神社 |
鎮座地 | 佐賀県多久市南多久町大字下多久 |
由緒等 |
主祭神 丹生都比賣命、暗雄霊神 建久四年十月多久太郎宗直、多久庄に封せられ下向に際し、紀州丹生都比売神社の分霊を奉し、当地に著し社殿を建立し、多久庄の宗廟と仰ぎ、高野神社と称す。後、多久直の靈暗雄靈神を配祀す。大宰少弐資元此の地を管するや、社殿を再建して益崇敬せり。然るに天正年間兵火に罹り社殿焼失し、神寶文書悉く亡ひたりしを、同二年に至り龍造寺和泉守長信領主となり、社殿を再築し、復したり。慶応元年正月二日又火を失し全焼せしかは、領主多久家より仮殿を建て、僅かに祭祀を存したり。明治八年五月に至り多久領民によりて再建せられ、全く復全を観るに至る。社格制定に当り村社に列せらりしを、明治十年三月二十九日郷社に昇格せり。 (参考:佐賀県神社誌要) |
メモ |
旧郷社。 親切な宮司さんから忙しいところ、色々な資料を見せていただき、多久市の神社全体の歴史を詳しく知ることができました。感謝致します。多久市には様々な肥前狛犬が置いてありますが、盗難の恐れもあるため、場所自体は非公表が多いみたいです。 |
地図 |