神社名 | 戸口神社 |
鎮座地 | 佐賀県鹿島市飯田3553 |
由緒等 |
七浦飯田の集落北側の山麓にある神社で、天手力雄命を祭神としています。大同三年(808)太良町伊福にある戸口神社の分霊を勧請したと伝わりますが詳細は不明です。 天手力雄命は、天岩戸で岩戸をこじ開け天照大御神を外へ導き出した神様ですが、戸口神社は、天平神護元年(765)に日向の鵜戸神宮の神霊を、長崎県の伊福村に奉祀したのが始まりで、その後に太良町伊福、飯田へと分祀されたといわれます。 境内には、造立名はないものの県内最古の肥前鳥居があります。この鳥居は笠木・島木・柱は2本継ぎで貫は3本継ぎ、柱に台輪がなく、台石があり、形も均整がとれていない、肥前鳥居の祖形といえます。 また、正徳四年(1714)に23名の人々が干拓をなしとげ、有明海の海神である御髪大明神を祀った記念碑があり、干拓の歴史を知ることの出来る貴重な史料です。 毎年9月の第2日曜日の秋祭りには面浮立が奉納されます。飯田の面浮立は古い形を残し、衣装や所作に派手さがないのが特徴です。 (案内板より) |
メモ | 太良町の戸口神社を勧請した神社で、県内最古とされる肥前鳥居が見どころです。 |
地図 |