神社名 | 松岡神社 |
鎮座地 | 佐賀県鹿島市浜町野畠3742 |
由緒等 |
松岡神社の創建について伝承によると、平安時代の寛弘年間(1004~12)この地方を支配していた大村直澄が、日本武尊の威徳を慕い、仁八田山遺跡をたずね神殿を造営して奉祀したとあります。これが現在の東部中学校の所にあった今松社で、後に伊弉那美尊、素盞嗚尊を合祀して松岡祇園宮というようになり、応仁年間(1467~69)の頃に現在地に移建されたと伝わります。 例祭である祇園祭は鹿島・藤津地方では唯一のもので、毎年7月13日~15日の3日間に開催されます。13日に松岡神社から神輿が出発して下の宮の若宮神社に到着し、15日は松岡神社に戻ってきます。お下り、お上りの両日には大村方区の獅子が先導し、氏子の浜町などの各地区から踊りや浮立、提灯行列などが出てお供をします。 また、松岡神社背後の丘陵一帯はかつて松岡城が築かれていた場所であり、大村氏の藤津支配が確立した鎌倉時代以降~戦国時代を通じて藤津攻略の拠点でした。一帯には「陣ノ上」「城下」「犬の馬場」「馬場添」などの地名が残っており、松岡神社と松岡城を核として中世の城下町が形成されていたことが想定されます。 (案内板より) |
メモ | 鹿島バイパスの脇にひっそり鎮座する古社。肥前狛犬が一対、置いてあります。 |
地図 |