神社名 | 黒髪神社 |
鎮座地 | 佐賀県武雄市山内町大字宮野1093-2 |
由緒等 |
鎮西霊験社 黒髪神社 一、創建 上宮 崇神天皇十六年(約二千年前) 下宮 霊亀元年(西暦七一五年) 一、御祭神 伊奘冉尊・速玉男命・事解男命 <下宮相殿>菅原道真公命・今山鎮守神 一、由緒 黒髪神社は、崇神天皇十六年に朝廷の勅願社として黒髪山を卜して鎮座されたと伝へられる、肥前最古の由緒を持つお社です。 頂上の天童岩には、原初の信仰形態である磐座信仰の姿が伝へられ、また太陽穀霊崇拝にちなむ天童信仰がみられるところからも、歴史的古さが窺われます。 平安末期の史料、「武雄神社文書(国重要文化財)」には、当社は「朝廷ノ御祈祷所」で「杵島郡第一ノ霊社」とみえます。鎌倉期以降、天台修験と結びついた熊野信仰が伝播してくると、神仏習合の様相が強まり、やがて「黒髪大権現」の称号で呼ばれるやうになります。末社・掛社は杵島郡・松浦郡中心に五十社に及んでゐました。 戦国期には、諸武将が誓願の起請文として用ひた「牛王宝印」守札を発行してをり、上宮・中宮・下宮の三所からなる規模とともに、社格の高さをあらはしてゐます。江戸期の祭礼日は「士民群集シテ市ヲナス」賑ひであつたと古記にあります。 秋のお供日に奉納される流鏑馬は、永万元年、大蛇退治の願成就として当社下宮に於て奉納したのが始まりで、現在まで八百四十余年続く伝統神事となつてゐます。 (案内板より) |
メモ |
旧郷社。 佐賀県でも最も古い神社の一つとされ、熊野信仰系の神社です。 白髪が段々目立ってきた私はいつもより御賽銭を多めに入れました。 ちなみにこの神社は二礼三拍手一礼が正式な参拝作法です。 |
地図 |