神社名 | 永世神社 |
鎮座地 | 佐賀県鳥栖市永吉町452-10 |
由緒等 |
肥前風土記によると、景行天皇が高良の行宮からお帰りの途中、酒殿泉のほとりで食事をされた時お召しの御鎧が平常とちがって光り輝いているので、占なわせたところ、この土地の神々が、天皇の御鎧をほしがっているとのことであった。 天皇は「そうであったのか、では、永世の宝とせよ」と仰せられ御鎧を奉納せられた。それで永世神社ととなえ、この辺を永吉の里といった。その鎧の貫緒はほとんどみだれ落ちたが、鎧や兜の板は今も残っていると記されている。 後一、〇八三年頃になって住吉大神、八幡大神の分霊を祀り今までの祭神を地主神となし八幡宮と唱えた。 このように奈良時代以前からの古い由緒深い神社であるが一、五八〇年頃、勝尾城が落城し筑紫氏がほろびた時、兵火にあい神宝古文書は悉く焼失した。今残っているのは八幡宮縁起掛図三巻と八幡縁起三巻で神宝といえる。 (案内板より) |
メモ |
北部九州に多く鎮座する景行天皇ゆかりの神社です。 すぐそばには大きな鳥栖ジャンクションがあります。 |
地図 |