神社名 王仁神社
鎮座地 佐賀県神埼市神埼町志波屋823
由緒等 鰐大明神と王仁天満宮

 この神社の創建は定かではないが、正面の鳥居は元禄十二年(1699年)に氏子三村から寄進されたものです。
 ご祭神として鰐大明神と熊野三社が祭られているところから渡海者の安全を祈願されたものと思われますが、当社には王仁天満宮と刻まれた小さな石祠も祭られています。
 「王仁」というのは、4世紀後半に応神天皇に招かれて百済から多くの技術者集団をつれて渡来されたと古事記、日本書紀等に記載され、日本に初めて漢字の手本である「千字文」と儒教の原典である「論語」を伝えた王仁博士ではないかと思われます。
 王仁博士の一行は朝鮮半島の南西端にある上台浦(霊巖)から渡来したと伝えられていますが、日本のどこに上陸されたのかは記録もなく不明です。
 もし、吉野ケ里の渡来人と同じく目の前の有明海から北上したとすれば、ここ竹原地区付近に上陸されたと思われ、ロマンに満ちた夢は大きくふくらんできます。
(案内板より)
メモ 王仁博士ゆかりの神社です。地味ですが肥前狛犬が迎えてくれます。
地図

社頭

鳥居、貫が新しいですが典型的な肥前鳥居

鳥居神額「鰐大明神」

王仁博士上陸伝承之地の碑

拝殿

拝殿内、王仁博士の絵馬

王仁大明神?

王仁大明神を護る肥前狛犬

王仁大明神を護る肥前狛犬

左から實盛宮、王仁天満宮、乙宮社

實盛宮

王仁天満宮

乙宮社

末社

末社

板碑

先代神額

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