神社名 | 高塚愛宕地蔵尊 |
鎮座地 | 大分県日田市天瀬町馬原3740 |
由緒等 | 公式サイト 高塚愛宕地蔵尊略縁起抄 豊後国日田郡馬原村高塚愛宕地蔵尊は、天平時代(八世紀半)高僧行基が諸国巡歴の時、求来里村杉原(日田市神来町元宮)に宿り、ついで馬原村岩松ヶ峯(鞍形尾)の八幡宮参詣ののち、東方高塚の里で地蔵菩薩の御利益を祈られたことによります。 ある闇夜大銀杏の枝に金色の美しく光っているものが見えましたのでお供の者が登って見ると、五色の光に地蔵大菩薩の尊号の三個の宝珠が見られました。行基はさらに心を込めて「国の平和と国民の幸福のしるしとしてこの宝玉が形を変えて現れますように」とお祈りして夜明けに自分で銀杏の枝に登ってご覧になりますと大きな乳房の形をしたものがありました。 大よろこびの行基が「この霊物に祈れば一切の功徳が授かるであろう」と言って、それを投げ上げると霊妙なひびきが十方に流れて霊物は天空はるかに昇って行きました。 そののち行基は一体の地蔵菩薩の木像を彫刻して帰京しましたが、天暦六年(西暦952年)高塚の里の人々は御堂を建てて行基木彫の尊像を安置したと伝えられております。 (案内板より) |
メモ | 神仏混交が見事に体現された地蔵尊です。 神社式の拝殿・本殿がありながら数多くの仏像が安置されています。 願い事を一つだけ、年の数だけ紙に書いて拝殿脇に貼り付けるとどんな願い事も叶うとされています。 |
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