神社名 | 八幡奈多宮 |
鎮座地 | 大分県杵築市奈多229 |
由緒等 |
公式サイト 奈多宮 御由緒 神功皇后 第三神座 御祭神 比売大神 第一神座 応神天皇 第二神座 比売大神発祥の地 「比売大神は、先に国前郡奈多沖市杵島に示現される。」(宇佐八幡御託宣集)故に古来市杵島は、比売大神発祥の霊地として祀られ、崇敬されている。 応神天皇御滞在の地 称徳天皇天平神護元年、応神天皇は、伊予国宇和郡より奈多の浜に御着岸、御滞在の上、ここより宇佐の地へ向かわれる。 奈多宮創祀 聖武天皇神亀二年、宇佐宮が創祀され、それから五年後の天平元年に奈多宮が祀られる。初代大宮司は宇佐宿祢公基公、本宮の創祀である。 宇佐行幸会 称徳天皇天平神護元年、託宣により、壮大な「宇佐行幸会」が創る。勅使が下り、恩赦が行われる国家的行事であった。宇佐宮に於て新しい御神体が奉造されると、旧御神体が、比売大神を元宮とする奈多宮に還幸される行幸をいう。 神場行幸会 卯・酉年、六年に一度、住吉の神場に行幸する。 戦国時代の奈多氏 奈多鑑基の女は、大友宗麟の正妻となる。鑑基は大友家の寺社奉行として重きを成す。その子、田原紹忍は宗麟の腹心参謀として、活躍する。 以上の如く古来皇室、藤原氏の尊崇厚く、爾来、細川、小笠原、松平各藩主に至る迄代々崇敬篤く、広く世人の敬神の念を集めている。明治五年、県社に列せられる。 (案内板より) |
メモ | 旧縣社。 宇佐神宮の行幸会で重要な役割を果たす古社。旧御験を宇佐神宮から奈多宮まで運び、伊予へと送る重要な神事が行われていました。御験は伊予八幡浜(愛媛県八幡浜市)の八幡神社へと送られます。 海のすぐそばに鎮座し、松の木で覆われた境内はさざ波の音が聞こえ神秘的でかつ爽やかです。 宝物館には宇佐神宮の旧御神体とされる「三神像」(国重文)が安置しています。 |
地図 |