神社名 | 西新町天満社 |
鎮座地 | 大分県大分市中央町4-2-23 |
由緒等 |
祭神 菅原道真公 由緒 当天満社は別名藪天神とも言われていた。寛永のころまだ田圃で、その中に巨松二株あり、里人は此の一帯を藪天神と言っていた。 寛永九年(一六三二年)当町の住民で高畑伴右衛門が藩主竹中重義公の許しを受けて、堀外に町屋を建てて西新町を開発する。 ある日、笠和村住民後藤氏の祖父が西新町に来て町屋世話役に次のように語る。 天正の兵乱、天正十四年四月(一五八六年)大友と薩摩の戦のおり、笠和村の笠和天満宮が戦いで消失する事を恐れて、御神体を藪天神の巨松の下に埋めたと。町民はこれを開いて巨松の下を掘り御神体を迎えた。 藩主日根野吉明公に申告し、許しを受けて松の木近くに安置した。 承応二年(一六五三年)藩主日根野吉明公神殿を築造する。 宝暦二年(一七五二年)現神殿の形となる。 明治三十五年(一九〇二年)菅公一千年祭記念行事と同時に神殿を改築。 昭和六十二年(一九八一年)昭和大造営が行われた。 平成十六年(二〇〇四年)台風にてご神木公孫樹(銀杏)が倒れ拝殿を壊す。翌年復興工事完成する。 祭神菅原道真公は文学の神、学問の神として全国神社のなかでも多数を占めており、天皇を除いて実在の人物としては極めてまれである。 (案内板より) |
メモ | 大分市街中心部に鎮座する静かな神社です。 |
地図 |