神社名 | 堅来八幡社 |
鎮座地 | 大分県豊後高田市堅来4651 |
由緒等 |
祭神は應神天皇、仲哀天皇、神功皇后。 貞観五年(863年)、血野浦に正直なる孝澤という名の老翁がたまたま浜辺に出て沖合を見ると海中から異光が三度放たれたので怪しんで家に帰った。次の日の晩も同じ様子だったので老翁は平伏し祈願したところ、白髪の老翁が現れ「今天下に八幡大神と尊称するは應神天皇仲哀天皇神功皇后の三霊神である。此の三神は今此の地に降臨し、東西三浦のの人民を守護し給うとの叡慮に坐すが故に、急ぎ此海底の霊璽を取り上げて奉斎すべし。我は三朝に歴任せし武内宿禰なり」と言い終わると忽然と姿を消した。 老翁は干潮を待って海底を探ると金色の霊璽を得て、之を波山に鎮祭した。その後、現社地の堅来浦へ遷座し、宇佐八幡宮を勧請した。 (参考:明治神社誌料:府県郷社) |
メモ |
旧郷社。 国東半島東の堅来海岸そばに鎮座する古社です。唐門、台輪鳥居、石造仁王像、豊前本殿狛犬、天井絵など、国東半島の八幡宮特有の造りを見ることができます。 |
地図 |