八幡大江神社 ..::産土神名帳::..

神社名	八幡大江神社
鎮座地	大分県中津市萱津町2048
由緒等	古い由緒の大江八幡宮通称　萱津のお宮　祭神は、応神天皇・仁徳天皇・菟道稚郎子皇子　旧郷社縁起では、天平一二年（七四〇）、宇佐宮に寄進された一〇郷のなかに大家郷があり、天平勝宝年間（七四九～七五七）、それらの一〇郷に八幡宮が勧請され、大江八幡宮もその時に創建されたと伝えられています。渡辺重春の「豊前志」に、「当今の大江社地は、往古とは甚く革りて狭く成れる由なり。然るは当年中津城も築かず、金谷堤も無かりし以前は、大家革社前を流れ、丸山（今の城地より、片端・殿町・新魚町の辺を懸けて呼びし惣名なりき）社後にありて、松杉など神々しく立ちて、甚美き宮地なりし」とあります。黒田如水（一五四六～一六〇四）が中津城を築城する際に神域を削り、細川忠興（一五六三～一六四五）が金谷堤を築き大家川を塞いだため大家川も細い流となるなど、神域も景観も随分変わりました。大正二年（一九一三）、高畑の八社宮（田中社他）を合祀。御神殿は大江宮本殿を中心に、祇園社・宮地嶽社・稲荷社なども併せ、境内には御手洗池跡や若宮八幡の石幢、田中八幡社の石鳥居などが残されています。中津祇園会の上祇園は、元々大江八幡宮の祭礼でしたが、明治十三年（一八八〇）、公園地に中津神社が創建されると、踊車は同社へ寄進され、上祇園祭として巡行されるようになりました。（案内板より）
メモ	旧郷社。中津城下町内に鎮座。
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