神社名 | 宮ノ陣神社 |
鎮座地 | 福岡県久留米市宮ノ陣5-12 |
由緒等 |
正平十四年(1359)八月、後醍醐天皇の皇子である征西将軍懐良親王は、菊池武光・草野永幸ら宮方の軍勢を率い、南下してきた少弐頼尚をはじめとする足利方の大軍と大保原(現在の小郡市から宮ノ陣にかけて)において九州における覇権をめぐり、激しい戦いをくりひろげました。 これが、日本三大合戦の一つとして有名な「大原の合戦」(筑後川の戦い)です。 その際、征西将軍宮がこの地に陣を張られたことが「宮ノ陣」の地名の由来ともいわれています。 これらの故事にちなんで、高良神社宮司船曳鉄門が主となり、明治二十一年に神殿を創建し、後征西将軍宮良成親王(懐良親王の甥)を祀ったのが宮ノ陣神社の始まりです。のち、同四十四年に懐良親王の霊を合祀しました。 境内には「将軍梅」という懐良親王お手植えと伝わる紅梅や皇族お手植えの松樹があり、三月上旬頃から、遠い昔の思いを秘めて美しい紅梅が咲きほこります。 (案内板より) |
メモ | 明治期創建の新しい神社で、懐良親王、良成親王を祀る神社です。将軍梅で有名です。 |
撮影年 | 2017年 |
地図 |