神社名 | 高木神社 |
鎮座地 | 福岡県田川郡添田町津野 |
由緒等 | 御祭神 高皇産霊神 思兼神 少彦名神 栲幡千千姫命 三穂津姫命 御由緒 当社は彦山四門の一津野峠大行事社として、弘仁十三年壬寅十一月彦山開基第四世羅運上人の創建する処にして古来の造営・年中の祭祀は国司・郡司を以て之を宰せり。 寛永九年領主小笠原忠眞入国以来先規に依り御廻郡の節は必ず参詣し幣帛を供進せられたり。 暦年久しき古社なるを以て津野峠より旧社地正護山に移転せしは詳知すること能はず。社伝に依れば往古は汐井川より汐井を取り毎朝参詣したれども往古の社地は峠の上にして参詣に便ならざるのみならず路傍に近接せるを以て戦乱ある毎に蹂躙せらる。是を以て宝徳年中正護山に遷座し奉る。 慶應四年戌年四月、高木神社と改称、明治六年七月、郷社に列格せらる。 昭和四十六年五月四日油木ダム建設に伴い再び移転のやむなきに至り氏子相諮り現在地、荒堀に遷宮、遷座し奉る。 今もなを津野鎮守の宮として、崇敬され、旧来通り氏子、総代により祭典が継承される。 (案内板より) |
メモ | 油木ダム沿いに鎮座する旧郷社で、英彦山周辺を護る大行事社(現:高木神社)郡の一社です。 高木神社が数社、ダム建設に伴い移転を余儀なくされていますがこの神社もその一つです。 阿吽逆の狛犬に加え、高木神社の神使ともいうべき兎の像が一対あります。 社殿は豊前では珍しい神明造を基調としています。 |
地図 |