神社名 大石神社
鎮座地 福岡県田川郡川崎町池尻1482-1
由緒等 大石神社の由緒
 祭神は豊岩間戸神、大巳貴命、櫛岩間戸神。神社の起源は、白雉(六五〇)元年に大和の国の大三輪の大神を祀ったといいますから、一三六〇年以上前の聖徳太子時代の創建です。かつては池尻駅前付近旧字名の古宮というところにありましたが、明和二(一七六五)年に現在地に移転されました。古宮時代には再三水害に遭い神社に近づけないこともあったそうです.
 言い伝えによると、大水の時、社殿がよく水に浸かるので、「高いところに移りたい」という大石大明神のお告げによって移されたそうです。現在地は伝重寺といわれ、神社神殿には仏像や仏具、石灯籠、鰐口梵鐘等が収められているということです。明治の廃仏毀釈までは神仏ともに地域の人に信仰されていたものと思われます。
 みこしを担いで神社の石段を昇降するさまは勇壮ですが、その石段は一六三段あります。昭和六三年に鉱害復旧するまでは一六二段であったという記録があります。大石神社の社殿の屋根に特徴があります。

 二〇一四年十一月
  川崎文化・歴史研究会
(案内板より)
メモ 田川地域に多く見られる阿吽が逆の狛犬が二対あります。
地図

社頭

社号標

一の鳥居

一の鳥居、神額

一の鳥居前の狛犬吽形

一の鳥居前の狛犬阿形

仏教風の柱

二の鳥居

二の鳥居前の狛犬阿形。阿吽が逆です。

二の鳥居前の狛犬吽形。阿吽が逆です。

手水舎

参道

拝殿

本殿

社殿全景

境内社

境内の端に置かれた狛犬阿形。阿吽が逆です。

境内の端に置かれた狛犬吽形。阿吽が逆です。

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