神社名 絹干神社
鎮座地 福岡県鞍手郡小竹町新多898
由緒等 絹干神社

祭神 機織姫命

 機織姫命は高御産日神の御子、天忍穂耳命の妃で、古来から織女神として崇められています。堀河天皇の寛治二年(一〇八八)同区の上日鼻に勧請し、永享年中(一四二九-一四四〇)現在地の市井ヶ浦に遷しました。その後、大正九年(一九二〇)に神殿と拝殿を改造しています。

 七月の「御祈祷」の行事に獅子舞・神相撲を奉納し五穀豊饒・子孫繁栄・家内安全・悪疫退散、を祈願して田植の終わった時期に行われてきました。神相撲は笛・太鼓・鐘のはやしに合わせ、神主姿のオギョウ(行司)のさしずと気合で①肩車返し、②腰ひねり、③手動返し、④背落とし、⑤股車返し、⑥逆立ち、の六つの型が行われます。これは、お伊勢参りの人たちが、上方で習ってきたと伝えられています。

 例祭日は、十月二十八日、九日です。

 境内には珍しいコバンモチ(ホルトノキ科)の巨樹が数本あり、県内では貴重な樹木です。
メモ
地図

社頭

一の鳥居

二の鳥居

通常の狛犬と向きの違う狛犬吽形

通常の狛犬と向きの違う狛犬阿形

楼門

楼門前狛犬吽形

楼門前狛犬阿形

拝殿

本殿

社殿全景

境内社

境内社

猿田彦大神などの石碑群

摂末社

参道脇の境内社

TOPへ