神社名 | 古宮八幡神社 |
鎮座地 | 福岡県田川郡香春町採銅所2611 |
由緒等 | 古宮八幡神社 畧縁起 御祭神 一之御殿 豊比咩命 二之御殿 神功皇后 三之御殿 応神天皇 古宮八幡神社は平安時代にできた「延喜式」の「神名」に挙げられている豊比咩命神社の本社でありその最初の鎮座地は香春三ノ岳の麓、阿曽隈という所である。 創祀は今より実に壱千弍百八拾余年の古社である。 香春岳三山に祀られる神々は式内社豊前国座のうち三座でその一ノ岳に鎮まる香春神社の神は辛国息長大姫大目命で「豊前国風土記」に新羅の神が渡ってきて住みついたとある。 三ノ岳の古宮八幡神社は豊比咩命を祀り養老四年(七二〇)宇佐八幡宮の託宣で三ノ岳の銅を掘って長光氏が鋳造した神鏡を宇佐八幡宮放生会に奉納した縁で貞観元年(八五九)応神天皇、神功皇后を勧請して八幡神社の呼び名となる。 永禄四年七月(一五六一)大友義鎮日向肥後豊前の軍勢三万余騎を率い香春岳城主原田五郎義種と交ゆるとき社殿宝庫を焼失、その後慶長四年(一五九九)旧社地より現在地に移御する。 現在の社殿は安政四年(一八五七)の再建であり悉く楠材を以って建立されており殊に神殿の結構彫刻等は実に荘厳優雅を極め近郊に稀な建築物で神徳万古に朽ちない尊さを偲ぶことができる。 (案内板より) |
メモ | 地味ですが式内社です。狛犬は阿吽逆。 JR日田彦山線、採銅所駅すぐ近くです。 |
地図 |