神社名 | 安浦神社 |
鎮座地 | 福岡県行橋市稲童1032 |
由緒等 |
安浦神社の由来 このお宮のご祭神は、活津彦根命、天津彦根命、熊野楠日命の三柱です。 伝えによれば、このお宮は、天慶元年(938)、覗山城主の高瀬太郎種忠によって造営されました。社はもと海辺にあり、海上安全の守護神として「安楽倉大明神」といわれていましたが、建久年間(1190~99)に現在地に社殿を立て直し、神号も「安浦神社」と改めた(一説には、建久年間(1249~56とも)といわれています。鳥居に「安楽大明神」と刻まれているのは、このためでしょう。 お宮の神殿には、二枚の古い棟札があります。この棟札には、「天和二年(1682)に神殿が建てられた」「幣殿と拝殿は明治十三年(1880)に再建」と書かれています。 鳥居の建立は元禄十年(1697)で、行橋市内では、須佐神社の鳥居(寛文六年=1666)、蓑島神社の鳥居(延宝五年=1677)についで三番目に古い鳥居です。 神殿の南側に、菅原神社など十三社が祀られていますが、これらは稲童区内の各地にあったものを、大正元年(1912)にここに移転、合祀したものです。 このお宮では、毎年5/4~5/5に「春の神幸祭」、九月二十三日に「秋祭り」が盛大に行われます。 (案内板より) |
メモ | 行橋市では異彩を放つご祭神の古社です。ここ稲童地区は歴史が古いですが、戦争遺跡も遺されていることで有名です。 |
撮影年 | 2021年 |
地図 |