神社名 | 高木神社 |
鎮座地 | 福岡県京都郡みやこ町犀川上伊良原 |
由緒等 |
ふるさとの産土神 藤の宮 高木神社 一、祭神 高御産霊神 神皇産霊神 国常立尊 二、由緒 当社は英彦山開基第四世羅運、末代神領地保護のため領内四十八ヶ所に高御産霊神を勧請し大行事社とし祭祀する一社であって、嵯峨天皇弘仁十年(819)の創建である。 天正十五年(1587)までは当地方は彦山の神領地であり、本社は彦山の摂社として英彦山神社と共に国主領主の保護されるところであったが、同年豊臣秀吉が九州治定の後神領を没収したので、以後氏子(上伊良原)より造営祭祀することとなった。また社説によれば、社号は元大行事社と称され明治元年に高木神社に改称され、同六年には村社に定められた。 弘仁十年、英彦山開基第四世羅運上人が、地方人旦夕の参拝の便をよくするため、彦山七口四十八ヶ所に大行事社を置き、当社はその一社である。社は祓川の清流に臨んで風致に富み、俗に「藤の宮」と称せられ、星霜千百有余年、産土神として崇敬深く祭祀を継承してきたが、平成二十六年四月福岡県による伊良原ダム建設事業に伴いこの地に新社殿を造営し、御遷座されたものである。 (案内板より) |
メモ |
伊良原ダムの建設により遷座を余儀なくされた「藤の宮」高木神社。新しい社殿や境内を見るたびに少し心が痛む気がします。 確かに神社という形はそこにはあれどまだまだ空洞な感じがします。これから歴史を重ねていけばいいだけの話ですけれども。 |
地図 |