神社名 | 御嵜神社 |
鎮座地 | 福岡県北九州市若松区有毛2852 |
由緒等 | 御嵜神社 御祭祁 天忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト) 伊邪那岐命(イザナギノミコト) 伊邪那美命(イザナミノミコト) 邇邇藝命(ニニギノミコト) 火火出見命(ホホデミノミコト) 須佐之男命(スサノオノミコト) 事代主命(コトシロヌシノイコト) 息長帯比売命(オキナガタラシヒメノミコト) 勝村大神(カツムララノオオカミ) 勝頼大神(カチツヨリノオオカミ) 周防灘に面している当社は、古来より海上安全・豊漁豊作の神社として信仰を集めてます。なお、宮司が伝え聞いている話によると、社殿は古く海を向いていたとされます。 社殿の向きが変わった理由は不詳ですが、市教育委員会の調べによると以下のような言い伝えがあるそうです。 夫婦神の夫神が遠見ヶ鼻の夕日に心を奪われ、婦神が嫉妬し海難事故が多発したそうです。そこで村人が社を今の灯台の位置から現在の場所に移し、夕日の見えないように陸向きに建立したそうです。この事によって夫婦神は元どおり仲良くなり、縁結び・夫婦円満の願いを叶えてくれるようになったとされます。 この夫婦神の話がいつ頃からどのように伝わっているのか定かではありませんが、伊邪那岐命・伊邪那岐命を祀っている事、夕日が綺麗である事や、各祭神に対する信仰があわさってできたものと考えるのが自然かもしれません。 いずれにせよ、周防灘に沈む夕日の雄大さと信仰が合わさってできた話といえるでしょう。 (註「周防灘」とあるのは「響灘」の間違いではないかと思います。) (案内板より) |
メモ | 海岸に鎮座する神社でそばにあるかんぽの宿から歩いて数分程度で社殿に着きます。 |
地図 |