神社名 浅木神社
鎮座地 福岡県遠賀郡遠賀町浅木3-21-1
由緒等 淺木神社略記

祭神 日本武尊、應神天皇、素盞鳴尊

 昔時淺木神社の周辺は岡湊よりの内海であった。日本武尊熊襲御征伐の帰途、臨幸の神跡の靈地ある。第三十九代齊明天皇亦此の淺木山に御船を寄せ給う、この御代より鎮祭し奉る古社である。
 足利将軍義満筑紫下向の砌り、執事細川賴之を以て幣帛を捧げ、武威を祈り、足利家より社地領三町三反歩を寄進された。(六〇〇年前)又周防の国主大内義弘、大内義隆相続いて社殿を建立し社地を献じた。然しながら豊後大友氏の為に宝物、縁起類多数奪取せられると共に元亀三年社殿兵火に罹り焼失其の後仮に小社を建つ、元和八年里民修復を加へり。(三七六年前)黒田侯筑前を領し明治維新まで七代の国主は社参を致され祈願を命ぜられている。
 昔時は東光寺、西光寺、眞光庵等天台の三坊を構へて別當社増あり、大宮司に附属せり、東光寺、眞光庵は二百余年前に廃亡し、独り西光寺のみ浄土宗に改宗して現在淺木にあり。
 社地境内は山勢偉抜ならねど頂上平坦にして社殿あり清閑、周囲は古楠老杉老檜槇その他の樹木欝蒼として枝を連ね社殿の左右に末社石燈籠神輿舎あり、一見肅然として畏敬の念を起さしむ。
(案内板より)
メモ 本殿屋根が茅葺きというかなり珍しい神社です。
地図

社頭

石段入口

頭に石燈籠を乗せている狛犬吽形。文久年間。

頭に石燈籠を乗せている狛犬阿形。文久年間。

参道

拝殿

拝殿の彫刻

手水鉢

拝殿前の狛犬(1)吽形

拝殿前の狛犬(1)阿形

拝殿前の狛犬(2)吽形

拝殿前の狛犬(2)阿形

茅葺きの本殿。福岡県内ではここだけじゃないでしょうか?

神輿庫

稲荷社

貴船社

遥拝所

天満宮

萩尾社

恵比須社

恵比須社に置かれたえびす様。なんとなく怖いです。

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