神社名 | 今井津須佐神社・大祖大神社 |
鎮座地 | 福岡県行橋市元永1299 |
由緒等 | 概要の書かれた小冊子によれば、
ひとつの神社のようにみえるが、実は大祖大神社と須佐神社と二者が並立する。本殿は別社殿、幣拝殿以下は共通。大祖大神社は元永・長井地区の氏神神社であり、須佐神社(旧今井津祇園社)は特定地区の氏神ではなくて広く北部九州の守護神である。
御祭神は大祖大神社が、天之御中主大神、高皇産霊大神、神皇産霊大神。
須佐神社が、建速須佐之男大神、奇稲田比売大神、八王子大神。
今井津のお祇園さまの影響力として特筆すべきは、「今井さまの万年願参り」というのがあります。分社は設けないが、子々孫々万年までの加護を願って毎年、おかげを戴いた町村代参者が本社に参向し、その年の祈祷札を受けて帰る。万年の内のその一年の加護を追うて帰る「今井さまの万年願参り」である。そういう御分社が約百社、万年願講は百団体に及ぶ。
とのことです。 大祖大神社の縁起として、「太古この地に天地の神霊を祀り、のち天歴六年(九五二)、之を妙見神(造化三神)とす」 須佐神社の縁起として、「昌泰三年(九〇〇)の固有神籬説と建長六年(二五四)の伝来勧請説とがある。ともに初め今井、根津金屋にあり天正期に現地に遷座とする。」とのことです。 |
メモ | 旧縣社。 要塞のような構造、そして二つの独立した神社が同じ拝殿を共有するという珍しい構造です。 福岡県内の京都八坂神社系、いわゆる祇園系の神社では最も古いと云われています。 |
地図 |