神社名 | 黒田神社 |
鎮座地 | 福岡県京都郡みやこ町犀川黒田字梅林2750 |
由緒等 | 祭神は菅原大神、応神天皇、須佐之男命。 社伝によれば、この神社は、かつて黒田村の別々の場所にあった八幡宮・天疫神・天神社の三社を、村人一同が評議のうえで今の社地に合祀したものといいます。ところが合祀されてからというもの社殿が夜ごとに振動し、人々は三社を同じ神殿にまつったため神さまが怒ったのではないかと恐れおののきました。そこで地頭であった綾塚敬久が京都の公家に相談し、後土御門上皇の書による額を奉納したところ、たちまち社殿は静かになったといいます。この額の表には「三社和光」と彫られ、裏には「右願者朝野安寧/国家平穏願主如意人民豊饒、干時文明十四年壬寅(一四八二)八月二十三日/願主綾塚敬久敬白」と彫られている。 慶長五年(一六〇〇)に黒田家の家臣・宗我部五右衛門尉重勝が社殿を造営しましたが、文化十四年(一八一七)に拝殿が焼失しました。現在の社殿は明治十五年(一八八二)に改築されたものです。毎年の神幸祭では「黒田楽」(別名「鶏楽」)が奉納されます。これは元禄八年(一六九六)に、疫病を鎭めるため奉納したのが始まりとされる舞楽です。 (案内板より) |
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