神社名 | 國崎八幡神社 |
鎮座地 | 福岡県京都郡苅田町稲光438 |
由緒等 | 旧村社で、御祭神は國崎臣祖菟名手命、足仲津彦命(仲哀天皇)、品陀和気命(應神天皇)、息長足姫命(神功皇后)です。 由緒に関わる日本書紀の該当箇所をまとめると大要次のとおりです。 熊襲が朝貢を拒否したため、景行天皇が筑紫へ軍を派遣しました。到着した景行天皇は敵の存在を感知し、側近の武諸木、菟名手、夏花を偵察に送りました。現地の女性首領、神夏磯媛は、自らと配下は忠実であるが、鼻垂、耳垂、麻剥、土折猪折の四名が反乱を起こしていると報告しました。神夏磯媛は景行天皇の力で反乱を鎮圧するよう要請しました。菟名手を含む武諸木らはまず麻剥を誘き出し、その一派を討伐しました。景行天皇はその後筑紫に赴き、豊前国の長狭県(行橋市付近)に行宮を設け、この地を京(福岡県京都郡)と名付けました。 |
メモ |
のどかな田園風景が広がり、北には山間に棚田や修験の跡が残る等覚寺地区のあり、まさに里山の原風景といえる美しい白川地区に位置します。国東半島の田染荘をより現代的にしたような風景です。
7年ぶりの参拝で、前回伺った時とは違い非常に綺麗に整備され境内にベンチが置かれたり、御朱印や様々なイベント等も始められたようです。 日本書紀にその名が現れる國崎臣祖莵名手命を主祭神としてお祀りしている古社です。この行橋市や京都郡苅田町は北部九州でも非常に早くから発展した地域で、景行天皇に関する伝承や大規模な古墳が数多くあります。 境内にははじめ狛犬さんが一対いらっしゃいます。参道の狛犬さんは北九州地方に多いタイプです。 |
撮影年 | 2023年 |
地図 |