神社名 | 白髭神社 |
鎮座地 | 福岡県北九州市小倉南区蜷田若園1-3-20 |
由緒等 | 白鬚神社(シラヒゲジンジャ) 祭神 猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ) 天鈿女命(アメノウズメノミコト) 天児屋根命(アメノコヤネノミコト) 太玉命(フトダマノミコト) 太田命(オオタノミコト) 当神社に祀られる猿田彦大神は、分かれ道に「庚申塚」などとしても祀られ古くから道案内の神として民間信仰の対象とされてきました。猿田彦大神は日本神話に出現される重要な神様で天孫邇邇藝命(ニニギノミコト)を高天原より日向国高千穂の峰に導かれた神様です。お役目を無事に終えられた後、猿田彦大神は天鈿女命と共にご自分たちが安まる宮殿を天鳥船(アメノトリフネ)に乗り、捜し求め「この丘は朝日の直射す、夕日の日照らす丘なり」と現在神社の建つ丘に暫くご休息になりました。大神達はその後、伊勢の五十鈴の川上に鎮まりましたが、里人は大神達が立ち寄られたこの丘を神聖な地と崇め、天児屋根命、太玉命を合わせ祀って白鬚大神と称え、社殿を造り産土神(ウブスナノカミ)としました。昭和61年に蜷田自治会の共有財産を基金にして社殿、末社、手水舎、社務所全てがご改築され現在も朝日、夕日の照らす丘に蜷田・若園の氏子・崇敬者の方々により大切に守り継がれています。 白鬚神社のご神徳 交通安全の神 導きの神 病気平癒の神 長寿の神 菅原道真公が太宰府に下向される途中、当社に参詣され御身の守護を祈願されており、古い時代より「導きの神」「交通安全の神」としてのご利益はもとより、小倉藩主小笠原候のご信仰が厚く、ご寄進ご代拝があり特に流行り病「痘瘡」が軽くて済むように「病気平癒の神」としてのご利益が顕著で、月づきに祈祷が行われ、お守り、お札を城内に納めたと言う古記録が残されています。また、白鬚と呼ばれるごとく延命長寿を祈願されるようになりました。 |
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