神社名 | 蒲生八幡神社 |
鎮座地 | 福岡県北九州市小倉南区蒲生5-6-10 |
由緒等 | 往古、当神社は蒲生(小倉南区)の虹山に鎮座します。古代、現在のように小倉や門司などの地名がまだなく、これらの地が豊前国規矩(企救)郡の蒲生郷か長野郷のいずれかに属していた時代、その郷名と同名の当神社は、広範囲の集落の地主神となります。中世、虹山城主・規矩氏、小倉城主・小野田種尚らの守護神となります。またこの時代、小倉一円の産土神(生まれた土地の守り神)として多くの人々から信仰されていたと伝えられます。
・・・<蒲生から高浜へ>・・・ 一五七〇年代、当神社は兵火にかかり焼失します。その後、蒲生から鎮座の地を遷し、高浜(現在の井筒屋付近)に規矩八幡宮として再建立されます。さらに、小倉城主・高橋鑑種が社殿を造営し、城下周辺の氏神となります。(以後、現在も変わらず神社近郷の他、小倉中心街・長浜・末広・藍島も蒲生八幡宮の氏子地域となります。) その後も、小倉城主・毛利勝信・細川忠興・小笠原藩から篤い崇敬を受けます。 慶長七年、小倉城築城に伴い、もとの蒲生の地に遷され、現在に至ります。(案内板より) |
メモ | 旧縣社。氏子の数は福岡県有数の多さだそうです。 境内社の幸彦社は学問の神様として崇敬されています。御祭神は柿本人麻呂、そして小倉藩士で歌神と称される西田直養です。 |
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