神社名 | 愛宕神社 |
鎮座地 | 福岡県北九州市小倉北区菜園場2-2-14 |
由緒等 | 慶長七年(一六〇二)細川忠興が小倉城築城に当たり、山上に防火の神火之迦具土神を祀る愛宕神社を建立した。 寛永九年(一六三二)細川藩の後に小笠原忠真が入国した。二代藩主忠雄は山麓に妙行寺を建て、愛宕神社は寺が持つ神社とし、明治当初の神仏分離により、到津八幡神社の末社となった。 愛宕神社の社殿の左側には古い経塚があり、柱の部分に「法華経典一千部を唱え、元亀三年(一五七二)閏正月二十五日に供養のため建立した」との内容が記されている。 また、山上にある神社へは老人や子供が上りにくかったので、小倉藩厩組の惣右衛門が石段を築いて参詣しやすくしようと思い立ち、天明八年(一七八八)から地元だけでなく、参勤交代のお供で江戸に行ったときも、多くの人々から少しずつお金を集めた。およそ二十五年後の文化九年(一八一二)ついに三十七両余となり、百三十一段を完成させた。 小倉北区役所 (案内板より) |
メモ | 小倉高校の裏に鎮座します。 |
地図 |