神社名 | 川上神社 |
鎮座地 | 福岡県糟屋郡新宮町原上 |
由緒等 |
川上神社は、もとは旧立花村、村社川上宮と称し、皇室の崇敬が厚く、原上区、三代区の産土神です。その由緒は二つの言伝えがあります。一つは筑前国続風土記拾遺集によると「当社は川上大明神と申し、香椎宮の末社として神輿を渡され、香椎宮の大宮司が参詣のため原上の神功屋敷(現在皇宮屋敷と称す)に宿泊し、貢物を奉納するのが慣習になり、今日に至る」とあります。又、川上宮縁起に依れば「神功皇后の三韓出陣の際、妹の豊姫の御助力を得て、幾多の戦功を上げ凱旋された。その後、延長元年(923年)川上大明神として原上、三代両村の氏神となり、大正十三年一月十二日平山の熊野権現社を合祀し現在に至る」となっています。 昔は、壮大な神殿があったのですが、度重なる戦乱によりほとんどを焼失し、現在の神殿は、昭和10年に新改築がなされているものです。境内には樟、杉、槇の大木があったのですが、今は、大楠が二本残るのみです。 祭神 豊玉姫命 玉依媛命 神功皇后 伊弉册命 速玉男命 事解男命 (案内板より) |
メモ | 香椎宮の末社として、また神功皇后縁の神社として歴史の古い神社ですが、今は少しさびしい感じがします。ただ、境内の大楠は非常に見応えのある迫力ある大きさです。 |
地図 |