神社名 | 磯崎神社 |
鎮座地 | 福岡県糟屋郡新宮町新宮89 |
由緒等 |
磯崎神社は始め現在地より西方にあった磯崎の岬(新宮波止場付近)に鎮座されていましたが、暴風や怒涛のため社殿の破損が心配されるため、村民がこの地に移さんと筑前藩主に願い出ました。貞享二年(1685年)筑前国主松平右衛門佐光之(黒田光之)がこれを許して、移転しました。 波際に高さ一丈(約3m)、長さ二百七十間(約500m)の石垣を築き、松を植え、その辰巳(東南)にあたる白砂青松の間(現在地)に本社を移し祀りました。この時、石垣の内に漁家を現在の湊字古屋敷より移し、神宮浦を新宮浦と称するようになりました。 その後元禄十三年(1700年)五月拝殿を建立、現在は昭和九年十月(第十四回遷座祭)に造営されました。 めた、境内に「陰」「陽」の二個の石(子持石)があり、子供の無い夫人が北にある陰石に腰掛けて祈願すれば、子宝に恵まれると伝えられています。 尚、境内の絵馬堂には、古き時代の絵馬と、寛延三年六月(1750年)黒田藩から寄進された狩野昌運の筆になる「三十六歌仙」に公家衆が書いた寄合書の和歌が展示されています。 祭神 大己貴命 少彦名命 素盞鳴命 (案内板より) |
メモ |
新宮海水浴場近くに鎮座する、子宝に恵まれるご利益のあるという神社で隠れた名社です。 境内は海の薫が漂い、歴史はそこまで古くないものの、風情があります。 |
地図 |